「大切にされていない」という恐れを手放す
「自分で作ったストーリー」に傷つかない心理学
たとえば、友達と食事に行ったのに、
友達は、ことあるごとにスマホを手にして、SNSを確認してて、
「自分が大切にされてない」と思ったりすることってありませんか。
大好きな、パートナーにLineを送ったのに、
既読スルーされたり、返信が1行だけだったりして、
「もう、相手は自分を愛していないんじゃないか」と心配したりすることはありませんか。
--京都・東寺の五重の塔--
「自分は大切にされていない」と感じる心理
もちろん、食事を楽しんでいる時に、
他の事をするというのは、あまりいいことじゃないですよね。
ただ、
「自分がないがしろにされてる」
「自分への気持ちが無くなった」
っていうのは、自分自身が作ったストーリーなんです。
もしかしたら、相手は、仕事で忙しいのかもしれませんし、
もしかしたら、イマドキの女子高生みたいに、友だちの前でスマホを見ること自体を
悪いことと思っていないかもしれないません。
そんなときは、ストレスから自分を守るために、
「スマホばかり見ている」--->「自分は尊重されていない」
とすぐに、「自分が傷つく」ストーリーを作って、悲しんだり、怒らないでほしいんです。
--自宅近くの桜--
相手に伝えるのが難しくても大丈夫。
お友達なら、どうアドバイスしますか?
このように想像してもいいですよ。
同じ問題を、あなたの友達が持っていって、
その友達が「パートナーが、私への気持ちがなくなってきている」
と言った時に、あなたはどう答えるでしょう?
「そんな事無いよ!」って慰めてあげません?
同じように、自分についても、
自分が作り上げた「恐怖のストーリー」を手放して、
自分ではない別の人をみるように、
自分自身を、自分の意識から離れたところで見てみて慰めてあげてください。
もしできそうなら、自分の気持ちを相手に伝えてみてください。
恋人なら、「寂しい思いがする」と伝えてもいいでしょうし、
お友達なら「寂しい思いがする」というのは、重く思われるかもしれないので、
「仕事忙しいの?大丈夫?」と聞いてみてもいいと思います。
そういうのは、言いにくいって思う人もいるかもしれないけど、
「スマホばかり見るのは、礼儀がなってない」
とか、
「Lineを既読スルーするのは、パートナーとしておかしい」
とか、相手の人格を否定するよりは、
よっぽど伝わるから。
本当に、「自分が尊重されていない」と、友達が見てもそう思える状況になっていないなら、傷つかないでください。
私が、好きな言葉があります。
「心配していたことの、99%は実際には起きなかった」
自分でつくった、ストーリーに、自分を潰されないようにしてあげてくださいね。
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