褒め言葉を受け取れない心理。

褒め言葉なんか受け取れない。


・褒められても、全然うれしくない。

・褒められても、自分でそれが凄いことと思わない。

・褒められたら、もっと頑張らなければなってしまいそう。

・全然、自分はできていないのに、褒められる意味がわからない。

・褒めてるけど、本心じゃないんじゃない?

・褒められたら、さらに頑張らないといけない気がする。


そんな人っています。

これが、悪化すると、

褒めてくれない人とばかり付き合うことが心地よく思ったり、、、

いつも、DV男と付き合う女性は、そうですよね。

「なんで、あんな人と???」と私達は思ってしまいますが、

彼女たちは、普段、酷いことをするパートナーが、

たまーーーに、見せる「優しさ」に感動するのです。



DV男に限らず、そういう会社環境などを選んでしまう人もいます。

「もっと、もっと、頑張らないと!」と思っている人は、

そういう会社を選んでしまいがちです。



これは、「好んで選ぶ」というよりも、

深層心理で、そういう人や状況を欲してしまっている。

深層心理で、その環境が好みになっている、、

「気づかずに、そうなる」というパターンが多いですね。


もちろん、DVやパワハラ企業は良くないですが、

そういう環境にいることで、自己成長できるなら、それでOKでしょう。



でも、
それで、苦しんでいるなら、話は変わってきます。



なぜ、そうなってしまうんだろう

自分が、「もっと頑張りなさい! 」と言われ続ける環境で育つと、

そのように、なりやすくなります。

「もっと頑張りなさい!」というのは、
親であったり先生であったり、会社の上司だったりします。


「頑張りなさい」と直接言われなくても、たとえば兄弟姉妹と比較されたり、勉強のできる周りの同級生と比較されたり。もちろん、あなたが、よく出来ていた分野もあるはずなんです。


ただ、ご両親は子供である、あなたが社会で不自由なく生きていけるように、「いいところ」よりも「よくしなければならないところ」を言い続けるものです。


たとえば、あなたに子供がいたとき、

社会80点

国語70点

算数30点 ←←

だと、算数をなんとかしようと思ってしまうでしょう?

とりあえず、平均値くらいにしてあげようと。

同じ理由で、あなたのご両親も、「あなたの出来ていない部分」を指摘していたわけです。


でも、子供って本当に敏感なんです。

子供の頃のあなたは、褒めてくれないことを悲しく思っていて、

けなげに、ご両親に褒められたいと願っていたはずです。

もちろん、ご両親にそんなこと言えない。

あなたは、悲しい思いをしながら、頑張っていたはずです。

そして、

そんな環境で生きていくことが普通のことになっていき、

大人になっても苦しんでしまう。なのに離れられないループ。


これは、本当にもったいない話です。

人は自分の才能に気づかないものです。

スポーツの点数のように、わかりやすく点数化されるものならいいのですが、

そういうことって、ほとんどなく、、

自分の才能に気づかないままです。

なぜなら、「自分が出来ていること」は「普通にできていること」なので、

それが、素晴らしい才能につながることに気づかない。

とにかく、受け入れてみよう 

あまりにももったいないので、

これは、自ら進んで、受け取るようにしたほうがいいでしょう。

あなたの才能に気づかせてくれているというのは、

大チャンス!

なのです。


基本、

人って自分のことが重要で、

他人のことなんて気にしない。

褒めようなんて思わないんですよ。



もし、相手に「下心」があって、言ってるなら、、その時は、その「下心」が現れたときに、

拒否するなりしたらいいのです。

たとえば、仕事で褒められた

やったーーー!

と思ってたら、

新しい仕事を振られた。

というのなら、新しい仕事を振られた時点で、

「いまは、他に優先してやらなければならない、仕事も抱えているのでできません」

なりと対処すればいいだけです。



あなたの才能に気づかせてくれる

大チャンス!

の褒め言葉、

受け取ってくださいね。

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心理カウンセリングや、NLP、アドラー心理学やコーチングを学んだ管理人が、 マナビから思ったことを、3分くらい(600文字くらい)で読めるように書いたブログです。

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